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広告 重症筋無力症

神経系統の犬の病気(後に重症筋無力症と判明)2

12/02/2015

病気になる前のナナ

重症筋無力症と診断されるまでの初期からの症状

急にふらつくようになり、歩くのが大変になったパピヨン(ナナ)が、毎日の病院通いをしての治療していましたが良くなる気配がなく、1ヶ月ほどのち MRI、をとり筋電図の結果重症筋無力症と診断されるまでの症状を書いています。

重症筋無力症は気管支拡張などの症状が出ることが多く、吐き戻しがあることが多いようですが、そのような症状がなく、足の筋力が弱ってきたことからわかるまでに時間がかかってしまいました。

ずっと水をがぶ飲みし、食事を良く食べるのは、毎日しているステロイドの注射の副作用のようです。

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3月月11日(日曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)歩行が困難になる

今までもゆらゆらと歩いていたが、ゆらゆら感は日増しに強くなり、トイレでも後ろ足が滑って大変だし、食事も見ているのがつらくなるが、犬の習性なのだろう。

人間の子供のようには助けを求めません。

大変な思いでも、自分で何とかしようとする力はすごいと思うほかありません。

そんな中でも夜のボール投げだけは喜んで普通に戻ったような力強い走りを見せるのです。

私はそれを見たとき、明日からはよくなって元気になるナナの姿を描いてこの夜はうきうきした気分になっていたが、電気を消して薄暗くなったサークルにうずくまっているナナを見てびっくりしました。

足の痙攣が起きて動けなくなっていたのです。

しばらく抱っこして治まるのを待ってクレートに入れ私も眠りにつきました。

3月12日(月曜日)ナナの歩行はもっとひどくなる

今日は朝からゆらゆら感が強く、トイレも、お水を飲むのさえ大変なようで、少し寝せようと思うと歩き出して途中で動けなることが多く抱っこしている時間が長くなりトイレや水を飲ませるのに連れて行かなければならないようになってきました。

近くに水やトイレがあっても使い慣れたところがよいようでよろよろと歩き出します。

お医者さんには今度は座っていても揺れている姿の動画を持っていき、見ていただきました。

その動画を見て、静かにしているときに症状がでる場合と、動いているときに症状がでる場合があることを教えていただきました。

そして今日からは、今までの薬を少なめにして抗てんかん薬のお薬を処方していただき、朝晩飲むことになったが、そのためか、症状の悪化のためかわからないがこの日の夜は何度も足の痙攣が起き、抱っこしたまま過ごすことになりました。

トイレも連れて行ってもなかなかしてくれなかったが、一人では行けないようなので体を支えながらたくさんたまったおしっこをさせるのはかわいそうでした。

さすがに今夜はボール遊びをしたいとは言いませんでした。

3月13日(火曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院

昨夜は何度も足の痙攣がありつらそうだったが、今朝はほとんど起きず窓際の犬用ベットで寝ています。

昨日から飲み始めた抗てんかん薬を鶏肉の缶詰に混ぜて飲ませ、そのあと食事をさせたが、足が踏ん張れずによろよろしたり転んだりしながらもほとんど食べて、そのあと水を飲ませたら、かなりくたびれたようです。

トイレは連れて行ってもしてくれることは少なく、よろよろしながら自分で行ってきます。

足を滑らせたり、トイレのふちに躓いたりしながらも、人の世話にはなりたくないようなのは野生の強さなのだろうか。

ミレアもかなりストレスがたまっているようなので、散歩に連れて行こうとしたらナナが様子を嗅ぎ付けクレートから出てきました。

やはり歩けなくとも散歩には行きたいのだろうと、抱っこをして二人で出かけることにしました。

散歩用カートを買いたいと思いながらもなぜか踏ん切りがつかず、肌のぬくもりを感じながら抱っこの散歩をしています。

芝生で少しおろしてあげたら、よろよろしながら喜んで歩いていました。

普通に散歩ができる日が来ることを祈らずにはいられませんでした。

途中から分かれて、私がミレアと歩いたが、ミレアは後ろばかり振り向いていました。

やはりナナのことが気になるようです。

穏やかな天候だったので、何人かの犬の散歩友達とお会いするといつも二匹の散歩なので「ナナがどうしたの」と気使ってくださり少し話をしてきました。

ナナはミレアが帰るのを待っていたように出てきていつものように一緒に伏せをしていたのを悲しい思いで見ていました。

その後もナナはほとんど寝ていて、午後3時少し前に「もうそろそろ行こうか」と話していたらナナが出てきて自分はお医者さんに行かなければならないのだというしぐさをするし、ミレアは留守番になるのだという思いを抱くようになっていることが不思議です。

今日は院長先生が見てくださり、詳しいことをお話しすることができました。

初めてナナが診察室でよろよろと歩いたのです。

症状を初めて見て頂けたので、とても気持ちが楽になったが、これはナナの症状が進行していることかもしれません。

お医者さんから帰ったナナはクレートの中で夕食までぐっすり寝ていました。

薬が効いているためかと思い静かにしていました。

夕食は薬を混ぜたものと一緒にふらふらしながら食べたが、食べ終わった後はかなり疲れが見られたので少し抱っこをしてあげました。

今日は2回ほど軽い足の痙攣が起きただけであとはさほどのことはなかったが、ミレアのボール投げを喜んで見ていたが自分もするとは言わなかったのは体が辛かったのかもしれません。

これも薬が影響しているのか、体調の問題かはわからなかったが、抗てんかん薬のためかとも思いました。

夜寝せてから、なぜか今日も、昨夜もサークル内のトイレでウンチをするようになったのはどうしてなのだろうと思うほど、病気前よりも立派な排便をしたので、驚きました。

3月14日(水曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院

今朝は足の痙攣は小さなものが感じられただけだったが、歩行のほうが大変になってしまいました。

それでも朝の食事はよろけながらも食べ、水も飲み、トイレにも行ったが、トイレも水を飲むのも人の助けを借りようとはせず、連れて行くと水の前では顔をそむけてしまうし、トイレでは立つのが大変だろうと押さえてあげると、座り込んでしまうことが多いのです。

少しでも自分でがんばれそうなときに連れて行ってあげると一人でがぶがぶという感じで水を飲み、よろけそうになりながらも一人で用を済ませます。

水を飲むときはさりげなく立ち膝の間に入れて抑えることが出来るようになったが、動けないときはがまんしてしまうのが、わたしとしては一番の心配です。

そんな状態でも散歩はミレアだけにしようとすると、かすかな物音でも起きてきてしまい、一緒に行くという。

今日は暖かかったので、洋服の中にくるんで抱っこで連れ出しおしっこをさせて帰ってきました。

外の空気に触れたことに喜んで、よろめきながらもさわやかな顔でおしっこをするのを見るのはうれしいものです。

二人で行ったので、そのあとはすぐに抱っこで帰ってもらい、私だけミレアの散歩をしてくるが、ミレアもさびしそうです。

ミレアが帰ったのがわかると起きてくるが、すぐによろよろとなってしまいます。

ちょっとお客さんが来たりすると矢張り起きだし、よろよろと歩くがすぐに歩けなくなります。

今日は一番歩けなかった日だったような気がするし、発作も時間は短いものの何度も起きたように思いました。

午後からお医者さんに行ったが、ちょうどついたころ少し発作があったのでそのことを話して院長先生に見ていただくことができました。

もうお医者さんでも今までのようには歩けず、一番大変な状態を見ていただけたことで、心が少し楽になった気がしました。

それでナナがよくなることはないのだが・・・・

そんな様子だったので、2日前の注射に戻し、抗てんかん薬も少し増やしてくれました。

帰りの車ではいつもゆったりと抱っこしていたが、今日は足を延ばすようなしぐさをしていたのはなんだったんだろうと思い帰ってきました。

行く時もトイレが出来なかったので、散歩コースの途中の好きな場所でおしっこをさせてお医者さんに行ったが、お医者さんから帰った後、何とか水を飲んでくれトイレもしてクレートの中で寝ていました。

しかし、ナナが滑らないようにとお勝手と洗面所にカーペットを敷こうと持ってくると、いつものように好奇心いっぱいでよろけながらクレートから出てきた。

よろけながらだが、その歩みはここ数日見ていないような軽い歩き方でした。

この歩みがが車の中で足を延ばすようなしぐさとのつながりがあったのだろうかと後で思った。

その後夕食までぐっすりと眠り、夕食を食べた後よく寝ていたが、9時半ごろに起き上がったときはほとんど歩けない状態になってよろめいていました。

息が荒くなったときは、のどが渇いた時とトイレの時間が多いので、何とか水を飲ませようとしてもだめで、水の前に一人置いてそっと見守っていたら、水をたくさん飲み、トイレもよろめいているので支えなければとそばにいるときはしてくれず、一人にしてそっと見守っていると何とかしてくれました。

これ以上状態が悪くなった時のことを考えると、どうしてよいかわからない気持ちでした。

その後息が荒くなり両足の痙攣がしばらく続いていたので、起きていなければならないかと思っていたら、ミレアが寝るときには一緒に寝るというしぐさをしたのでサークルに入れると、よろめきながら外に出てしまいました。

寝たくないのかと思ったがそうではなく、自分でサークルには入るのだというように少し歩いてサークルにはいっていきました。

二ヶ月の小さなナナが来た日にトイレを教えただけで覚えてしまったことを思うと、この子は最初から自力で何でもする仔だったことが思い返されて、今後の対応を考えざるを得ませんでした。

3月15日(木曜日)犬 ナナ(パピヨン3歳4ヶ月)通院

朝、起きるとトイレとお水を飲みによろよろしながら行く。

寝ているサークルの中にもトイレとお水は置いてあるがなぜか、サークルの中の近いものは使わない。

サークルの中では夜中にしたらしいとおしっこの後はたくさんある、薬の副作用のようで、水もたくさん飲むしおしっこの回数も多い。

病気になる前は、ほとんど夜にトイレを汚すことはなかったが、歩けない足で、どんな格好でトイレを使っているのだろうかといつも思う。

トイレと水を飲むという行為だけで疲れて、動けなくなってしまうのでしばらく抱っこをして朝食までの体力をつけなければなりません。

抱っこの間も小さな痙攣のようなものが起きた。

私たちが朝食の間は犬用ソファーベットで寝かせたが、ミレアがそばにいてあげたのでおとなしく寝ていてくれました。

やはり不安があるようでミレアが私たちの食事をしているところに来てしまうとよろよろと立ちあがって倒れそうになるので食事が終わらなくとも、抱っこをせざるを得ません。

その後サークルの中のクレートで寝ていたが、頼んであった冷蔵庫の修理の方が来てくれたら、ミレアは吠えるし、ナナも落ち着かないので、ずっと抱っこしていました。

午後から下館に用事があり、その帰りにお医者さんに回りました。

今日は院長先生がおられて、細かいことをまでカルテに書き込まれていました。

今までと変わった家の中や周りの環境をいつも聞かれるが、私には思い当たることがありません。

心音を聞き、その後歩き方を見て歩いた後の心音を聞いてくれたが心臓には異常はないとのこと、いいままでの注射をして抗てんかん薬は別なものに変え、食後2時間過ぎたときの血液検査をしたいので、明日食後2時間過ぎに来てくださいと言われ帰ってきました。

家に帰っておろすと今までとは違った跳ねるような歩き方をして、よろよろ感が薄れたので、お薬が効いたのかとうれしかったが、ほんの少し歩くと歩けなくなってしまい、倒れそうになったのでしばらく抱っこをすることになりました。

夕食の時間だけソファベットで寝ていたが、夕食をよろめきながら食べて、お水をやっと飲ませて、(お水の場所に連れていてもなかなか飲まないが、気が向いて飲み始めるとびっくりするくらいたくさん飲む。)変わり番に抱っこということになります。

11時近くまで抱っこをして(ミレアにはその間に日課のボール投げをしてあげるとうれしそうに見ているが、自分もしたいというしぐさはこのところ見せなくなています

抱っこしていた時も数回痙攣の症状はあったが、さほど強くもなく、時間も長くはありませんでした。

この日も11時過ぎにサークル内のクレートに寝せたが、私が寝た12時近くまでクレートの中で寝ていたので私も寝室に入りました。

この頃体力だけはつけておかなければという思いがあるので睡眠だけはとっておこうと思っています。

次の日へ 3月16日へ



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